どうしても抽象的になりがちなEAの説明に、できる限りのリアリティを与えようと工夫してある。冒頭と巻末には「EA物語」と題して、合併によって混乱した社内システムをEAによって立て直した小売業の仮想事例を小説仕立てで紹介。この仮想事例をはさむ形で、約50のQ & Aを掲載する。そこでEAの概念から具体的な作業手順までを解説している。
各Q & Aの分量は原則2ページに統一しているので、興味あるトピックスだけを拾い読みできる。その代償として、一部のQ & Aの記述が舌足らずになってしまったのは残念。第8章「EA活用」にある「EAをベースにシステム開発するときの、注意点を教えてください」などは、もう一歩踏み込んだ説明がほしかった。UMLの利用を大前提とする記述が散見された点も、少々バランスに欠ける。
(日経コンピュータ 2004/10/18 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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EAのやり方がそのまま書いてある。もちろん各論には触れていないが、
会社の上層部にEAの必要性を訴えるには総論が必要で、
それにはピッタリの本。
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