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目次のページにならんでいる言葉を読むだけでも、
ドキッとするような印象的な本。
初心者はもちろん、初心にかえって短歌を作りたい人は、
一度は読むべき本だと思う。
またQ&Aのコーナーでは、ここまで書いていいの?
なんでここまで書いてくれちゃうの?
と、読んでいる方が戸惑ってしまうくらい
踏みこんだ内容のことが書かれており、
枡野さんの人柄に、惚れてしまう読者も多いはず。
そうやって、親切ていねいに短歌の作り方を教えて、
最後の最後で、グサリと胸を刺す、あとがきが。。。
南Q太がイラストを手がけた、あざやかピンクの装丁、
黄色の帯は、本棚に飾るのも楽しい。
何度も、何度も読み返してしまう、短歌入門の名著。
それにしても、どうすれば、こんなふうに歌えるというのだろう。
投稿された短歌の新鮮さには、びっくり箱よりも、どぎもを抜かされた。
短歌という、こんな短い歌に、どうして、こんなにもどきどきするのか。
そして、どうして、こんなにも作者の才能に嫉妬してしまうのか。
ものすごく新鮮に聞こえる歌たち。
無防備なまでに、新鮮さをさらけ出す歌たち。
どんなにことばを知っていても、ここまで、心に響く歌は書けないだろうに。
おそらくは、生まれつきの何かがすでに、違っているのだろう。
だから、嫉妬してしまう。追いつけない才能に。
この本を読むと、ぼくは、自分にもできそうなことばと、自分も見たことがある情景、自分も感じたことがある感じ・・・がずらずらと並んでいるから、よけいに、とてもじゃないが、自分には、できそうもないっぜーと、思い知ってしまったのだった。
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