特殊なケースかもしれませんが、私は最初の作品が「まず絵柄ありき」でした。
初心者には結構無謀な大作(幼稚園のエンブレム)で、「これを彫り上げるために必要なのはどの本???」という目で探していたのです。
結果から言えば、大成功♪ これ1冊でもう消しゴムはんこの虜です(笑)
他の手芸にも共通することですが、初心者には手取り足取り教えて欲しい人と、
感覚やコツを掴みたい直感タイプがいます。
私は後者…「彫り方を身につけたら、デザインなんかは自分で考えるからとにかくホンモノの基礎が知りたい!」と考える人。
ですが、この本は前者でも後者でも使える数少ないタイプのガイドだと思います。
手取り足取りでもあり、必要なとこだけ逆引きも出来るのです。
皆さん作家さんの図案の好きずきはあるでしょうが、この丁寧な基本集なら次にどなたの本を読んでも“ココ違う???”みたいな思いはしないで済むでしょう。
お道具についても丁寧に説明されています。
これから始めようと思う方は、道具を揃える前にまずこの本を読んでみて、
おうちの使い慣れたカッターでイニシャル1コ彫ってみるといいと思います。
そうすると、自分の彫りたいものはこのカッター1本で彫れるのか、もっと細かい切り出し刀が必要なのかがわかります。 よくある初心者用の彫刻刀3本セットが本当に必要?と思えてくるのです。 インクパッド「アートソニック」のカラーチャートも意外に役立ちます。
「図案がたくさん欲しい!」という方はこれを読んだ後で好きなタイプの作家さんの本を買えばいいし、自分で描ける人にはこれ1冊でもかなりなヒントになるはずです。
1度目を通しておいて損はない1冊。 オススメです♪