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かんじき飛脚 (新潮文庫)
 
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かんじき飛脚 (新潮文庫) [文庫]

山本 一力
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

窮地に陥った藩を救うため、江戸から加賀へと飛脚たち駆ける駆ける! 行く手に待ちうける雪山、荒波、幕府の刺客、そして裏切り――大型時代長編! --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

江戸老中松平定信から、内室同伴という前例のない宴に招かれた加賀藩主前田治脩。それは治脩の内室が病床にあることを知った定信が、藩を意のままにしようと企てた陰謀だった。窮地に陥ったお国の命運を救うため、選ばれたのは16人の飛脚。彼らの任務は、病の特効薬「密丸」を運ぶこと。行く手には、大雪、荒海、刺客が立ち塞がる―戦う男たちの心意気に圧倒される、骨太の傑作時代長編。

登録情報

  • 文庫: 571ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/9/30)
  • ISBN-10: 4101213437
  • ISBN-13: 978-4101213439
  • 発売日: 2008/9/30
  • 商品の寸法: 15.8 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
加賀藩の命運は飛脚たちにかかっていた。「加賀藩の御内室のために

密丸を10日以内に運べ!」だが、それを阻もうとする者たちが飛脚の

命を狙い動き始めた。はたして無事に役目を果たすことができるのか?

金沢から江戸。この145里の冬道を走る飛脚の苦労は並大抵ではない。

人から人へ物を届けるということが、こんなにも大変なことだとは思わなかった。

裏切り者や飛脚の命を狙う者、決められた期限、そして過酷な道のり。

とにかく読んでいて面白かった。刺客の攻撃をかわしながら、仕事に誇りを

持ち命をかけて走り続けた男たち。ラストはほろ苦かったが、人と人との

ふれ合いの描写もほほえましく、心に残る作品だった。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
実はこの本を手にしたのは、知人から勧められての事でした。
時代小説というジャンルはほとんど手を出した事がなかったので、勧められなければ読む事もなかったかと思います。

……で、読んでみた結果ですが、これが予想外に面白い!
序盤は徳川家の老中と加賀藩、そして当時の江戸の経済状況等、物語取り巻く時代背景が淡々と語られます。
そして三度飛脚達の登場。降りしきる雪や「親知らず子知らず」のような難所を潜りぬけ、義理と人情に溢れた飛脚達は道中禁を破って人助けもします。
そうした人と人との繋がりが、やがて迫りくるお庭番の魔の手から結果的に彼らを救います。

これでもかというぐらいに骨太の舞台設定の中で、男気溢れる飛脚や武家が躍動し、女性達が周囲をがっちりとサポートする。

読み終わってみると、物語の展開自体はある意味では「凡庸な」「勧善懲悪」であるとも言えます。
ただし、とにかく舞台設定と登場人物達が優れているので、グイグイ読み進む事が出来ます。

これは面白い。そしておそらく、1回読み切りではなく、間を置いて2度読み、3度読みをすべき作品なのだと思います。
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やや期待外れ 2012/4/15
形式:文庫
加賀藩vs松平定信との対決。
加賀藩・江戸藩邸に老中松平定信から、藩主と正室共々に宴席への招待状が届く。正室の病気を届け出ていないことを衆目のもとに明らかにする目的で加賀藩に難題をふっかけたのが定信。その罠に嵌まってはならじと加賀藩では、正室の病を治す、藩の秘薬“密丸”をとりよせることにかける。丸薬を加賀藩国許から江戸上屋敷まで運ぶのは、加賀藩御用の飛脚宿・浅田屋の擁する“三人飛脚”。
しかし、定信側から妨害が入るのは必須。江戸詰用人・庄田要之助と浅田屋伊兵衛は万全の体制を組み、幕府側の妨害と闘いながら加賀・江戸両方の飛脚を総動員して任務を果たそうとする。加賀と江戸を往復する飛脚を題材にした物語ということで、味わい深い話を期待したが、やや期待外れ。
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