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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
心に残る面白い作品♪,
By ゆこりん (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: かんじき飛脚 (単行本)
加賀藩の命運は飛脚たちにかかっていた。「加賀藩の御内室のために密丸を10日以内に運べ!」だが、それを阻もうとする者たちが飛脚の 命を狙い動き始めた。はたして無事に役目を果たすことができるのか? 金沢から江戸。この145里の冬道を走る飛脚の苦労は並大抵ではない。 人から人へ物を届けるということが、こんなにも大変なことだとは思わなかった。 裏切り者や飛脚の命を狙う者、決められた期限、そして過酷な道のり。 とにかく読んでいて面白かった。刺客の攻撃をかわしながら、仕事に誇りを 持ち命をかけて走り続けた男たち。ラストはほろ苦かったが、人と人との ふれ合いの描写もほほえましく、心に残る作品だった。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
予想外に面白い!,
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レビュー対象商品: かんじき飛脚 (新潮文庫) (文庫)
実はこの本を手にしたのは、知人から勧められての事でした。時代小説というジャンルはほとんど手を出した事がなかったので、勧められなければ読む事もなかったかと思います。 ……で、読んでみた結果ですが、これが予想外に面白い! 序盤は徳川家の老中と加賀藩、そして当時の江戸の経済状況等、物語取り巻く時代背景が淡々と語られます。 そして三度飛脚達の登場。降りしきる雪や「親知らず子知らず」のような難所を潜りぬけ、義理と人情に溢れた飛脚達は道中禁を破って人助けもします。 そうした人と人との繋がりが、やがて迫りくるお庭番の魔の手から結果的に彼らを救います。 これでもかというぐらいに骨太の舞台設定の中で、男気溢れる飛脚や武家が躍動し、女性達が周囲をがっちりとサポートする。 読み終わってみると、物語の展開自体はある意味では「凡庸な」「勧善懲悪」であるとも言えます。 ただし、とにかく舞台設定と登場人物達が優れているので、グイグイ読み進む事が出来ます。 これは面白い。そしておそらく、1回読み切りではなく、間を置いて2度読み、3度読みをすべき作品なのだと思います。
5つ星のうち 5.0
痛快時代小説!,
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レビュー対象商品: かんじき飛脚 (新潮文庫) (文庫)
暖冬の今の世ではない。当時、冬の北陸は豪雪、又豪雪であったろう。いま訪れてもなお波濤渦巻く日本海である。金沢から江戸へ。届けるのは秘薬にして、実は高い使命感と仲間たちの誇りに満ちた「絆」である。 金沢浅田屋の飛脚たちの心意気、スリルに満ち満ちた道中描写、一力ファンならずともグイグイ引き込まれていく 展開に、かんじき履きで越えたであろう山峰の厳しさすら眼にうかぶようである。
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