突然、娘が高二で、「ダンサーになるので学校やめる」といいだし、
親も悩んだ末、それを認め、通信制の高校に通いつつ、ダンサーを目指すというストーリーですが、
個人的には、好感が持て、いい話だと思いました。
「高校は出ておいたほうがよい」と親は説得しますが、「では通信制の高校に行かせてくれ」と娘。
親「あと1年なんだから高校卒業してからダンサーをめざしたらどうか」
娘「無駄な受験勉強させられるのが耐えられない。ダンサーになると決めたから全日制に通う時間はない」
・・・で、娘はそれを押し切ってしまいます。
個人的には日本の高校の授業というのが、社会に出て全く役に立たず、
もうすこし役に立つことを教えられないものかと思っているので、
本人が良いというのであれば、それはそれでよいと思います。
ただし、高校を辞めてもよいと思いますが、
週3回3時間のバイトでは、おこづかい程度にしかなりません。
学校は行かない・定職もなく、実家に住みつき、生活費もいれない訳で、
親は通信制高校の学費と、ダンスのレッスン料と、おこづかいの足りない分を払っているわけです。
ちょっと親は甘すぎな気がしないでもない。
でも、大変楽しく読むことができました。
少し気が強いくらいだったアンちゃんが、
このように、力強く育ったことに、
以前の作品を読んでいたものとしては感慨でいっぱいになりました。