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かれ、ときどき、テロリスト
 
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かれ、ときどき、テロリスト [単行本(ソフトカバー)]

佐伯 紅緒
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,500 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

全国書店員さんも絶賛!!
“問題”のノンストップ・エンターテインメント小説、誕生!

ミムラさん(女優)推薦!!
「恋人。友達。家族。どの言葉もユキオとノリの関係性を表すのには何か物足りない。
計り知れずアンバランスで強固な関係性がヒリヒリと眩しくて、なんだかとても羨ましくなってしまった。」

1冊の本がきっかけで出会った「かれ」は、懲役10年の刑を受けた殺人犯だった…!
普通のOLと元囚人作家。出会うはずのないふたりの、スリリングな恋愛エンターテイ
ンメント小説!

装画:渡辺ペコ


あらすじ:元過激派グループのリーダー・大和ユキオは、組織に入ってきた男を拉致・監禁のうえ殺害し、懲役10年の実刑を受ける。服役中に執筆した小説が文学賞を受賞し、出所と同時に作家としての人生をスタートさせる。彼の書いた小説に心動かされたノリコ(上原倫子/OL)は、イベント会場で彼と出会い、そこから「接点も共通項もなさそうな」ふたりの関係がはじまる。特異な遍歴をもつユキオとの生活は、出会う人も見るものもすべてが新鮮で興味深いものだったが、ユキオが徐々に「活動家」としての顔を見せはじめる。危険な匂いのする人物と繋がりを深め、政治結社をふたたび組織し、また「同じ過ち」を繰り返そうとする……。

内容(「BOOK」データベースより)

1冊の本がきっかけで出会った「かれ」は、懲役10年の殺人犯だった…!出会うはずのないふたりの、スリリングな恋愛エンターテインメント小説。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 269ページ
  • 出版社: イースト・プレス (2009/7/2)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4781601669
  • ISBN-13: 978-4781601663
  • 発売日: 2009/7/2
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 909,013位 (本のベストセラーを見る)
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By kainog
形式:単行本(ソフトカバー)
不安定で淋しくて自分に絶望していて、闘争がとうに治まったあとも独裁に憧れるテ
ロリストだし部屋は片付けられないし、不器用すぎて大事なものを守ろうとしても裏
目にしか出ない。
でも不思議なほど純粋でまっすぐで、そのエネルギーが眩しくすらある(それが社会か
ら180度違う方向を向いていても)。

そして右も左も知らないけれど、ただユキオちゃんの純粋さを(彼女にとっては不可解
にも関わらず)見届けようとしたノリ。社会のなかで自分を少しずつ歪めながら、折り
合いをつけられずにいた懸命だけれど孤独な女の子。

最後まで、二人の生きる世界はクロスしなかったのだと思う。
異なる世界を受け入れて寄り添う、慈しみと覚悟に満ちた、眩しくはかない時間。

そのなかで三島なり民族派のもっていた精神を冷静に描いているバランス感覚がすご
いと思うのですが(作家さん、若い女性なんですね!)。

アタマで理解するのではなく、ただそれぞれの幸福を祈ることが、異質な世界を繋ぐ
糸になるのかもしれないな、と。
想い、祈り、生きること。
宗教も思想も関係なく、真摯な祈りの込められたアウトローな寓話。
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