人間の身体を扱った本は、本物の学者や医者が自分の専門分野について
書いた難解な学術書か、エセ医者による怪しげな健康法の両極端に
別れがちです。
そんな中、アメリカのサイエンスライターが書いた本書は、
睡眠や食事など、一般人が興味を持つ実用的な視点から
テーマを集めつつ、最新の科学の知見をきちんと取材して書かれていて、
科学と実用のバランスがうまく取れていると思います。
全体を流れるテーマは、人間の一日の生活のリズムですが、
遺伝によって朝型と夜型の違いがある程度決まることなど、
早起きだから良い、、というものではなく、あくまで自分に
合ったベストな生活リズムを見つけることが大事だと感じました。
実用的にも、運動は朝より夕方の方が体温が暖まっていて良いなど、
科学に基づき生活習慣を見直すヒントが沢山あって、有益だと思います。