最初にこの本の題名を見た時には禅による健康法についての本かなと思いました。
しかし、内容は大雑把にいえば、仏教(特に禅宗)による生き方についての対談集でした。
同じ禅宗でも板橋さんは曹洞宗、玄侑さんは臨済宗ですが、息が合った対談でお互いによく理解しておられると感じました。年の差が29歳もあるのですが、全くそのようなことは感じませんでした。
話されていることは、世間の常識に反することも多いのですが良く理解できます。しかし、実践するとなると難しいと思います。でも、こういうことを頭の片隅にでも置いて生活するのとしないのとでは、大きな違いがあると思います。
自分がこれから生きていくために大きな示唆に富んだ本でした。
最後に、この対談の中に良寛さんの話が良く出てきます。良寛さんについては今まで良く知りませんでしたが、この本で興味を持ちました。これから良寛さんのことも勉強してみたくなりました。