イメージする出したい音が自分の中にはあるのに、
身体が思ったようにその音を自由に掴みに行くことができない。
何が原因なのか。
わたしはそんな疑問を持ちながら何十年もこの不快さを抱えて、
ピアノを弾いて来たうちの一人です。
そんな中 今回、非常に興味深い1冊の本を見つけました。
宇治田かおるさん著の【からだで変わるピアノ】という本なのですが
ピアノを弾きたいのであれば『頑張りすぎないように。』
というような意味の非常に興味深い、印象的な言葉が書かれてありました。
ピアノを弾くことは 実際に複雑で難しい作業を行っているものなので、
つい意識が『頑張って弾こう』としてしまうそうです。
そうすると身体に力が入りやすくなる為に
身体が固くなってしまい、指は動きにくくなる。
人間の思考回路が悪循環を生み出す仕組。
なるほど。。。と。納得です。
この本の注目すべきところは、
弾き難くさせている原因が身体の間違った使い方=意識の在り方にある
という部分。
ピアノを弾いている時の身体の中の状態が一体どうなっているのかを
分りやすいイメージや様々なヒントをもとに
文章で説明できる範囲で、非常に分かりやすく丁寧に書いてくれている本だと思います。
ああしよう、こうしようと頭で思ってピアノは弾けるものではないこと。
確かにそうです。
この本を読んでから、弾き心地が良い身体の状態というものを
体感してみたいなと思うようになりました。
本の中で使用している『身体(からだ)』という文字。
この漢字を使用した意味が理解できる気がします。
この本を通じて、とても大切なことに気付かせてもらえたような心境です。
本の内容はレベルを問わず、ピアノを心から(身体の内側から)楽しみたい方に、
おすすめの1冊です!!!!!