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からくりアンモラル (ハヤカワ文庫JA)
 
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からくりアンモラル (ハヤカワ文庫JA) [文庫]

森 奈津子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

初潮を迎えた自分の身体に苛立ちを覚える秋月は、妹の春菜になつくロボット・ヨハネが子犬をかわいがる様子を見て、ちょっとした悪戯を思いつくが…ペットロボットを介した性と生の目覚めを描いた表題作、タイムトラベルした少女が自我の認識を獲得する「あたしを愛したあたしたち」、セクサロイドが語る波瀾の生涯「レプリカント色ざんげ」ほか、性愛SF9篇。日本SF大賞ノミネートの、切なく凛々しい傑作短篇集。

内容(「MARC」データベースより)

ペットロボットを介した性と生の目覚めを描いた表題作のほか、タイムトラベルした少女が自我と老いの認識を獲得する「あたしを愛したあたしたち」など8篇を収録した性愛SF短篇集。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 372ページ
  • 出版社: 早川書房 (2007/07)
  • ISBN-10: 4150308969
  • ISBN-13: 978-4150308964
  • 発売日: 2007/07
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 263,521位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 時をかける少女たち 2007/12/25
形式:文庫
せつなさただようSF短編集。
狭義のSFにこだわる人は受け付けないかもしれませんが、この作品におけるSFはギミックに過ぎないと思います。
時に聖性すら帯びる小悪魔的な少女の媚態、ユーモアとエロスが織り交ざる独特の雰囲気など森奈津子が森奈津子たるゆえんがたっぷり堪能できる隠れた名作。
収録作もバラエティーに富んでいて楽しめます。

個人的に好きなのは「いなくなった猫の話」。
場末の酒場の女(といっても十分若い)の回想から幕を開ける異色な冒頭からしてちょっと毛色が違いますが、淡々としながらもしっとりした艶を含む語り口にいつしか魅了され、拾った猫の子との間に愛情を育んでいく姿が目に浮かびます。

「人生って、得ることと失うことの連続だと思わないかい?
獲得と喪失の繰り返しって言えばいいのかな。
形あるものはいつかは壊れるって言うじゃないか。
それと同じだよ。
手にしたものは、いつかは失う。
愛した者とも、いつかは別れる。
得たり、失ったり。それの繰り返しさ」

少女は砕瓜を迎え大人になる。
それは神秘に包まれた少女性を喪失し、「女」という別の生き物に生まれ変わる事。

大きな喪失を体験した小夜の言葉に、森作品に通底した「喪失と再生」のテーマを見るおもいです。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 切ない短編集 2004/11/2
By maki
形式:単行本
ジャンルに強い拘りを置かず、作品自体を楽しみました。切ない系のお話が多かった様に思います(けれど、それでいて笑える箇所が多々ある所が、さすが森先生)8話共、それぞれ良かったのですが、特に「いなくなった猫のはなし」は読後の余韻に惹かれつつ涙を収拾するのに時間が掛かってしまいました。

ジャンルに強い拘りを持たなければきっと貴方のお気に入りのお話も見つかるのではないでしょうか?

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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 男女間に限定されない性愛をテーマにしている作者にあって、エロチックファンタジーを収録した8篇の短編集の本書は、作者のお気に入りの作品も所蔵しており、少女の繊細でいて残酷、かつ哀切な恋物語に焦点が置かれています。笑える内容もありますが、どちらかというとリリカルな作品が多く、過激な描写もやや抑え気味な感じですので、作者の作品を初めて読む人にもお勧めします。性的絶頂がタイムトラベルの引き金となる『あたしを愛したあたしたち』のラストは、愛おしさを覚えます。壮大な愛憎劇の果てに待ち受けるものは何かの『レプリカント色ざんげ』や、情けないヒモを父親に持った娘のてん末を描いた笑える『ナルキッソスの娘』が特に面白く読めました。
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