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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
崇高なようでいて、どこかきな臭い、胡散臭い,
By
レビュー対象商品: かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1) (文庫)
巻末の五木寛之氏の解説は秀逸だと思う。少なくとも私の感想とはかなり一致していた。五木氏も述べているとおり、この本を読んで残るものは「違和感」である。 五木氏はオブラートに包んでいるが、扇動的な、不穏な意図を感じる。 解説では「星の王子様」との対比も少しなされているが、 星の王子様が小学校の図書館に相応しい本であるなら、 かもめのジョナサンは新興宗教のセミナーに相応しい本であろう。 ジョナサンが飛行練習を重ね、飛行速度を上昇させていくプロセスが克明に書かれているが、 その延長線上に、瞬間移動、しまいには死んだカモメの蘇生まで描かれている。 最初から瞬間移動の話であれば誰もが眉に唾を付けるが、 このような巧みな構成を取られると、明らかな論理の飛躍が見落とされる。 これはマインドコントロールのプロセスに非常によく似ていると思う。 村井秀夫がオウムに出家するとき、「カモメのジョナサンになった気分だ」 と述べたことは、非常に象徴的だと思う。
40 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
この本に出会って生き方が変わった,
By カスタマー
レビュー対象商品: かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1) (文庫)
昔から他の人とは違う生き方をしたいと漠然と思っていました。そんな時に出会ったのがこの本「かもめのジョナサン」です。かもめのジョナサンは生きる事の意味、生き方を教えてくれました。他の人とは違う生き方でもいいんじゃないか。自分の気持ちを押さえてまでやりたい事を我慢して周りの人に合わせて適当に生きていても、つまらない人生を送るだけ。他人とは違っていても自分らしく自分の進みたい道を行く方が生きる価値、生きる喜びを感じる事が出来る。 そして私はジョナサンのように自分の道を進んでいます。今の私の生き方は他の人から見れば、ちょっと変わった人だと思われる事もあります。でも今の生き方を選んで良かったと思うし、満足しています。すべてはこの本のおかげです。
18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ロールシャッハ・テスト的寓話,
By
レビュー対象商品: かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1) (文庫)
今の時代に発行されていたならば、かつての「チーズはどこへ消えた?」のようなビジネス書としての寓話として取り扱われていたのではないかと思います。おそらく発刊された当時はヒッピー・ムーブメントの世相と相まって、 ・ただ働くだけが人生じゃない。 ・社会の現実と、自分自身の高い理想のギャップ。 ・社会を高みから臨みながら、理想とその追求を啓蒙する。 と言ったことが読み取られたのだと思いますが、個人主義の傾向が突出した今の時代に生きる者が読むならば、おそらくそれらは、 ・自分自身の向上。 ・理解されないお互いの理想。 ・されど、折り合いながらそれぞれの理想を追求する。 といったことが読み取られるのではないでしょうか。 あとがきによると、この作品をしてレイ・ブラッドベリは「読む者がそれぞれに神秘的原理を読み取ることのできる偉大なロールシャッハテスト」と評しています。ロールシャッハ・テストと言うのは良い表現で、その時々の世相であったり、読む人の心理状態から、読むたびに違うことを読み取れるのではないかと思います。 だからこそのロングセラーでもあるのでしょう。
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5つ星のうち 5.0
ジョナサンが背中で情熱を語ります。
「これでいいいのか?」と悩みながらも、目標に向かって進んでいる人に お勧めの一冊です。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: sei
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