二十代後半に入り仕事は卒なくこなせる様になってきた、でもなんか守りに入っちゃう
退勤後のビールと週末のサイクリングが楽しみ
そんな人に勧めたい作品です。
結構スローペースで進むので物語の本筋からすると1~9巻までは主要キャラが集まる迄、といったところです。
しかしながら前作オメガドライブでもそうでしたが、登場人物それぞれにストーリーがあり細かい伏線も多数ある為、毎巻非常に面白いです。
主人公の更科だけでも、仕事、自転車、家族といくつもの物語が並行して織り成される為、他の自転車漫画と比べると複雑なところもありますが
実際の人生だって、「○○編」なんて分かれてない訳で等身大の主人公を描くのに相応しいスタイルだと思います。
別に小野田坂道や篠崎ミコト、日出島ヒイロ、丸子一典が悪い訳ではありませんが
数ある自転車漫画の中で、最も応援したい主人公を問われれば、僕は迷わずこの作品を押します。
普段漫画を読まない人でも、サクリファイスの様な選手個人のリアルな感情を描いた作品が好きな人や
オールドルーキーを見て、チャレンジャー(35歳)に憧れを抱いた人には絶対に読んで欲しいです。