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かめ探偵K (メディアワークス文庫)
 
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かめ探偵K (メディアワークス文庫) [文庫]

北野 勇作
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

街はずれに、寂れた博物館が建っていました。なんの変哲もない建物ですが、その屋根裏部屋には、亀が住んでいるのです。部屋の扉には、クレヨンでこう書かれています。「かめ探偵K」。かめ探偵Kの仕事は3つ。1つめは「甲羅干し」。2つめは「かめ体操」。そして3つめが「謎解き」。依頼人が持ち込んでくる奇想天外な謎を、かめ探偵Kは甲羅の中で推理していきます。どこか懐かしい、でも近未来の小さな小さなおはなし。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

北野 勇作
1962年3月22日、兵庫県生まれ。SF作家でもあり、落語作家でもあり、舞台役者でもあり、トランペット奏者でもある。日本SF大賞を受賞した『かめくん』をはじめ、ユニークな作風で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 299ページ
  • 出版社: アスキーメディアワークス (2011/5/25)
  • ISBN-10: 4048705598
  • ISBN-13: 978-4048705592
  • 発売日: 2011/5/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 209,153位 (本のベストセラーを見る)
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毎度お馴染み、かめです。

かめだから、安心です。
今回のかめは、ちょっと明るい。
そして、お子様でもじゅうぶん読める。

でも、最後はやっぱりちょっと物悲しい。
かめらしい、物悲しさ。

やっぱり、かめはいいね。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
北野氏の作品ではお馴染みの「かめ」キャラ
今までの「かめ」は自律型ロボットであるが故、もの悲しい感じだった
しかし、本著は探偵をこなす、アクティブなキャラだった

北野氏の作品は今の世界が終末を迎え、新たに再生された世界を舞台にしていることが多い
毎回、世界を創造するのは大変じゃないのかな
ご苦労様です
ある意味ワンパターンですが、出版レーベル毎に雰囲気を見事に変化させているところはスゴイ
早川ならSFぽっく、角川ホラー文庫ならホラーぽっく、ジュブナイル作品なジュブナイルぽっく
そして、本著メディアワークス文庫ならヤングアダルトぽっい感じだった
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ふぁんどり VINE™ メンバー
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 北野勇作作品ではお馴染みの、かめ。
 かめは語り手、ナツミの店子で屋根裏部屋に探偵事務所を構える。これはナツミによる事実を下敷きにしたフィクション・小説として紡がれるかめ探偵Kのお話。新聞小説らしい。要はメタフィクション。そして何が現実で、虚構で、はたまた誰かの、あるいは何かの夢見た、もしくは夢見るセカイなのかが曖昧模糊とした物語。つまり北野勇作的SFの通常進行。
 いつもと異なるのは、このかめ、レプリカメ(模造亀)じゃない。たぶん。それによくしゃべる。探偵らしい探偵の振る舞いをするが、これは決してミステリじゃない。いや、ミステリとしても読めるかも。でもSFであることは間違いない。
 ゆるゆると流れる、こことはちょっと違う、失われた懐かしい近未来の世界。かめ探偵の声に導かれるまま、ノスタルジーという、つくりものの記憶にしばし心身を委ねてしまうのです。
 
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