内容(「BOOK」データベースより)
日本の芸能研究に大きな足跡を刻んだ著者の、幻の名著。荒事、悪態、かるわざ、六法などかぶきの様式の源流について、また猿若、道化といった役柄の出現と変遷について、さらにそうした芸能を担った人々の実像について、独自な視点で掘り下げた、克明な考証的研究。既成の演劇理論に捉われず、広く民俗芸能を視野に入れ、社会史・風俗史からのアプローチも取り入れて、時代の息吹のなかでのかぶき生成の実相に迫った本書は、その後の研究に大きな影響を与えた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
郡司 正勝
1913‐98年。北海道生まれ。演劇学専攻。早稲田大学文学部卒。河竹繁俊氏に師事。早稲田大学演劇博物館館員を経て早稲田大学教授。歌舞伎研究に民俗学の成果を取り入れ、新しい研究方法を確立した。一方で鶴屋南北作品の復活上演に尽力し、新作の演出上演にも意欲的に取り組んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)