僕はアニメから入って次にコミック、最後にこの小説ときました。
大筋でははずむ、とまり、やす菜の三角関係に焦点が当てられているのですが、コミックとアニメでは傍観者であるあゆき、専らギャグ担当の明日太をストーリーに含めてラブコメの雰囲気を醸しているのに対し、小説ではこれらの要素がかなり希薄になっています。
そのぶん小説では主にはずむが女性化したこと自体への葛藤とそれに呼応する形でとまり、やす菜が自身の想いを見つめなおす描写が多分に盛り込まれており、少女たちのとまどいであったりお互いの意思などが他メディア作品よりも読み取れるようになっています。小説版での特徴はじゃんぷぅが物語に絡むことではずむの悩みが昇華されていく点でしょうか。
個人的にはラブコメの印象が固まった後に小説に入ったため各メディアにランク付けすると小説は三位です。これが逆の入り方だとまた違ったと思います。
かしましの世界に触れるならばぜひ全メディア作品に接して欲しいです。