白日社の同名書籍の文庫化。
あとがきで、養老先生はご自身が同じ事を言っていると書く。、それは「ぶれない」普遍性を
自他共に認めている事実であろう。
ただ、最近の養老先生の本に登場する元国交省河川局長の方が、じつはこのあとがきで初めて?登場した事をしった。
後藤新平による水道の塩素化による寿命向上を統計的に示したそうだ。まあ、別の養老本(2009年)には根拠のない事を
鼎談で話されていたりするけれど。(本書には関係ないのですが)
さて解説である。玄侑宗久氏が「自然を「手入れ」する」というタイトルで書かれている。
「かけがえのない」と「掛け替え自由」という話から始まり、儒学、禅、子供と自然、ゴキブリの話と進んでいく。
そして日本人の手入れの思想に行きつくのである。
まさに脳化の反対、身体性なのである。