70年安保後、社会を直接問うのでは無く、自分の目から
みえる範囲のみを歌う内省的な曲達に
ついた称号が、4畳半フォークでありました。(当時の
若者の平均的アパートの間取りは、4畳半1間トイレ有り
風呂無し)その最終のヒット曲が「神田川」であります。
何故、最終かというと、時代は荒井由美女史と井上揚水氏の
登場により「ニューミュージック」との怪しい名称の曲が
かっぽしだしたからです。フォークの生命線であった歌詞より
「サウンド」に重点を置く流れが加速していきます。
そんな時代にあって、「神田川」は登場した瞬間から
今現実のリアルを歌った曲なのに、「ノスタルジア」を誘い
ヒットしていきます。皆、「今」が失われていくことに
言い知れぬ予感と感慨をもっていたんでしょうね。