本書は、能、絵画、陶器などに造詣が深い白洲正子ならではの紀行エッセイ。能に橋掛り、歌舞伎に花道があるように、目的地にたどり着くまでのいわば「道草」のなかで、さまざまな発見があり、ドラマが展開していく。油日、滝の畑、宇治田原、宇陀の大蔵寺…。彼女がかくれ里をめぐる歴史探求の旅には、単なる寺社拝観や史跡探訪エッセイとは異なった趣やおもしろさがあるのだ。(猫濱奈緒)
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高度成長期の観光ブームに背を向けて、知られざる山里や古寺に日本人の原点を求めて旅する白洲さんの姿は勇壮でいじらしい。とにかくこの本を一読すれば、神秘的で魅力的なかくれ里を旅してみたくなってきます。私もこの本に登場する個所はほとんど巡ったけれど(ほとんど自宅から日帰り出来ることに感謝。ありがとう白州さん。)、現在ではその多くが失われつつあり、ほぼ完全に湖底に没した村等もあるのですが、それでもこの本の魅力のためか、全ての個所で何かを感じられた気がしました。1冊だけ白洲正子を読むならこの本をお勧めします。そして、紀行文の本当の魅力は、追体験しないとわからないと思うので、かくれ里が完全に消滅しないうちに旅してみてください。
高度成長期の観光ブームに背を向けて、知られざる山里や古寺に日本人の原点を求めて旅する白洲さんの姿は勇壮でいじらしい。とにかくこの本を一読すれば、神秘的で魅力的なかくれ里を旅してみたくなってきます。私もこの本に登場する個所はほとんど巡ったけれど(ほとんど自宅から日帰り出来ることに感謝。ありがとう白州さん。)、現在ではその多くが失われつつあり、ほぼ完全に湖底に没した村等もあるのですが、それでもこの本の魅力のためか、全ての個所で何かを感じられた気がしました。1冊だけ白洲正子を読むならこの本をお勧めします。そして、紀行文の本当の魅力は、追体験しないとわからないと思うので、かくれ里が完全に消滅しないうちに旅してみてください。
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