当方は「絶望先生」については無知なので、そこは触れません。
まーどうせ片手間の企画モノのアルバムだろうと侮りつつ、
筋少や特撮のファンだからという惰性的な理由で今作を購入したんですが、
まんまとやられました! 素晴らしい出来のアルバムです。
音楽性はまんま特撮ですが、全曲捨て曲なしで、
特撮の1stアルバムに匹敵するほど良いですね。
サウンドそのものはヘヴィだけれど、メロディーはしっかりポップ。
オーケン大先生も筋少の復活があったからなのか、幾分リラックスし
以前の特撮の時ほど力んだりせず喉を鳴らしていて、実に楽しそう。
全作曲を手がけるNARASAKIさんのギター・プレイは
飛び道具的な部分ではKORNやスリップノットみたいなモダンさもありつつ、
ザクザクとしたオールド・スクールなスラッシュ・メタルの刻みも滅法鋭い。
新しいモノの格好いいところと、古いモノの良いところの両取りで、
洋ものヘヴィ・ロック好きのツボをびんびん突いてきます。
こんだけ優れたギタリストはなかなかいないですよ!
三柴理氏のプログレでアヴァンギャルドなキーボードや
アニメ声の女性コーラスやセリフも良いアクセントで、
ヘヴィ・ギターだけでは平坦になりそうなところを上手い具合にサポートしています。
GO!GO!7188のベーシスト、ノマアキコ(アッコ)さんが歌詞提供をしている
「ヒキツリピカソ・ギリギリピエロ 」は、本作のちょっとしたトピックでしょう!