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28 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
重松節炸裂!,
By はなはな "かざはな" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: かあちゃん (単行本)
このところ、『ステップ』『とんび』『希望が丘の人々』など、主に父と子にスポットをあてた作品がたて続けに刊行されたので、「今度は母と子か・・・」と手にとった当初は多少マンネリ感を否めませんでしたが、これまでと描く手法が変わっていて、一気に読んでしまいました。ヒロシが小学1年生の時、父が交通事故で亡くなった。 同乗していた会社の上司も一緒に。 その日から、かあちゃんは笑わなくなった。 一切の罪を一身に背負い、懺悔する日々が始まったのだ。 それから20年以上の時を経て、受け継がれてゆくものとは・・・。 そこから広がる人間のつながりや、それぞれの日々の営み・苦しみ・悲しみ・愛おしさを各章ごとに主役を交代させて描かれてゆく物語です。 人に対する優しさや、受け入れがたい現実を正面から見据え、受け入れ、昇華してゆく様は胸が温かくなります。 温かくて切ないストーリーのつむぎ方は、まさしく重松氏の真骨頂ともいうべきもの。 読んでほっと一息つくもよし、自分を見つめなおすもよし、の作品だと思います。
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
良かったです,
By アマゾン花子 (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: かあちゃん (単行本)
久しぶりに重松氏の作品を読みましたが、一挙に読み上げました。そんなつもりはないのに、所々で思わず涙。 そもそも、軽い気持ちでちょっと立ち読み……と思っていたら、一話目の途中で涙ぐみ、店頭なのであわててしまいました。で、そのあと、迷わず購入。 確かに、重松氏のほかの作品にも似た感じのものはあるかもしれませんが、それぞれのテーマにいつも、発見があって、今回は、特にそのところに、深く共感しました。 加害者の贖罪、母ちゃんの強さと弱さ、と簡単に言っていいのかわかりませんが、がっちり琴線に触れてくる、すてきな作品とだと思います。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ひとりの母として,
By きむさん (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: かあちゃん (単行本)
とても感動しました。私も二人の子どもを持つ母親で、それぞれの章で出てくる「かあちゃん」の姿が印象的でした。 中学生たちの微妙な心理状態、そのそばに必ずいる母親の存在・・・ この本を読む前に湊かなえさんの「告白」も読みました。非常に話題になっている本で、確かに読んでいる間のスリルや、読者をひきつける文章力やスピード感は賞賛に値すると思います。思いますが・・・ 中学生が出てきて、それぞれの章で語り手が変わること、いじめの問題や罪を償うことの意味など共通する主題が多い2冊ですが、私は重松さんの「かあちゃん」のほうが個人的には圧倒的に好きです。読後感を含め、読者やすべての「かあちゃん」を励ましてくれる作者の暖かさを感じました。
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