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かあちゃん [単行本]

重松 清
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

重松清が満を持して挑む、初の母親小説! 昭和の母から平成の母、強い母からどこまでも優しい母……第一章から第八章まで連鎖するストーリーとともに登場するかあちゃんたちが胸と涙腺を揺さぶる一冊!

内容(「BOOK」データベースより)

「お母ちゃんな…笑い方、忘れてしもうた」親友をいじめた。誰からも助けてもらえなかったあいつは、自殺を図り、学校を去った。残された僕たちは、それぞれの罪を背負い、罰を受けて、一人の年老いた「かあちゃん」に出会った―。母が子どもに教えてくれたこと、子どもが母に伝えたかったことを描く、感動の最新長編。

登録情報

  • 単行本: 422ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/5/29)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406215496X
  • ISBN-13: 978-4062154963
  • 発売日: 2009/5/29
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
このところ、『ステップ』『とんび』『希望が丘の人々』など、主に父と子にスポットをあてた作品がたて続けに刊行されたので、「今度は母と子か・・・」と手にとった当初は多少マンネリ感を否めませんでしたが、これまでと描く手法が変わっていて、一気に読んでしまいました。

ヒロシが小学1年生の時、父が交通事故で亡くなった。
同乗していた会社の上司も一緒に。
その日から、かあちゃんは笑わなくなった。
一切の罪を一身に背負い、懺悔する日々が始まったのだ。
それから20年以上の時を経て、受け継がれてゆくものとは・・・。

そこから広がる人間のつながりや、それぞれの日々の営み・苦しみ・悲しみ・愛おしさを各章ごとに主役を交代させて描かれてゆく物語です。
人に対する優しさや、受け入れがたい現実を正面から見据え、受け入れ、昇華してゆく様は胸が温かくなります。

温かくて切ないストーリーのつむぎ方は、まさしく重松氏の真骨頂ともいうべきもの。
読んでほっと一息つくもよし、自分を見つめなおすもよし、の作品だと思います。
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
とても感動しました。
私も二人の子どもを持つ母親で、それぞれの章で出てくる「かあちゃん」の姿が印象的でした。
中学生たちの微妙な心理状態、そのそばに必ずいる母親の存在・・・

この本を読む前に湊かなえさんの「告白」も読みました。非常に話題になっている本で、確かに読んでいる間のスリルや、読者をひきつける文章力やスピード感は賞賛に値すると思います。思いますが・・・
中学生が出てきて、それぞれの章で語り手が変わること、いじめの問題や罪を償うことの意味など共通する主題が多い2冊ですが、私は重松さんの「かあちゃん」のほうが個人的には圧倒的に好きです。読後感を含め、読者やすべての「かあちゃん」を励ましてくれる作者の暖かさを感じました。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
久しぶりに重松氏の作品を読みましたが、一挙に読み上げました。
そんなつもりはないのに、所々で思わず涙。
そもそも、軽い気持ちでちょっと立ち読み……と思っていたら、一話目の途中で涙ぐみ、店頭なのであわててしまいました。で、そのあと、迷わず購入。

確かに、重松氏のほかの作品にも似た感じのものはあるかもしれませんが、それぞれのテーマにいつも、発見があって、今回は、特にそのところに、深く共感しました。

加害者の贖罪、母ちゃんの強さと弱さ、と簡単に言っていいのかわかりませんが、がっちり琴線に触れてくる、すてきな作品とだと思います。
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