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お鳥見女房 (新潮文庫)
 
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お鳥見女房 (新潮文庫) [文庫]

諸田 玲子
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

将軍の鷹狩りの下準備をするお鳥見役には、幕府の密偵という裏の役割があった。江戸郊外、雑司ケ谷の組屋敷に暮らす矢島家は、当主が任務のため旅立ち、留守宅を女房・珠世が切り盛りしている。そんな屋敷に、ある日、子だくさんの浪人者が押しかけて来て…さまざまな難題を持ち前の明るさと機転で解決していく珠世。その笑顔と大家族の情愛に心安らぐ、人気シリーズ第一作。

内容(「MARC」データベースより)

幕府隠密お鳥見役の留守をあずかる珠世のもとに、子沢山の浪人者が身を寄せることになった。苦難を機知と情愛でしのぐハートウォーミング連作時代小説。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 356ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/07)
  • ISBN-10: 4101194238
  • ISBN-13: 978-4101194233
  • 発売日: 2005/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
~豊島区雑司が谷は都電荒川線や都立雑司が谷霊園、旧宣教師館、鬼子母神など、昭和の面影を遺す町並みが魅力的な地域です。「墨東奇譚」「復讐するは我にあり」「ゲンセンカン主人」など映画、「元カレ」「ちゅらさん」などドラマのロケ地になったり、著名人の墓が多いため休日はカメラ片手のおじさんがうろうろしてます。時代小説の舞台にもなってます。「鬼~~平犯科帳」が代表でしょうか。

霊園は旧幕時代には将軍家の鷹匠屋敷だったそうです。その鷹匠の部下にあたる、お鳥見役という幕臣を主人公にしたのが本シリーズです。
将軍家の鷹狩りの際、場所の下見をしたり、お鷹場の管理、鷹のえさの手配などを司るのがお鳥見役の仕事だそうですが、将軍家が地方で鷹狩りをする際の下見も仕事だったとかで、お役目に~~かこつけて各地の政情を報告するスパイも兼ねていた、というのが本作のミソ。下っ端幕臣・お鳥見役の妻が、引退した父や現役の夫、跡継ぎとなる長男、部屋住みでやるせない次男といった面々の心配をしつつ、明るく生きるさまが淡々とつづられます。こう言うと地味で退屈なお話っぽいですが、工夫が凝らされており、謎が後を引くなど飽きさせません。

派手~~でキャッチーなキャラは出てきませんが、ちょっと地味だけど現代に通じるところも多い下級武士の暮らしを陰影鮮やかに描く、読み応えのあるシリーズです。ぜひ、読んでみてください。グーグルで「雑司が谷」を検索すると散歩した人のブログとかがたくさんヒットしますので、それらの写真で雑司が谷の面影を楽しみつつ、200年前を思い起こしながら。~

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日常を描く 2005/12/6
By ルクレツィアの娘 トップ100レビュアー
形式:文庫
若くも美しくもない女性(孫がいる)が主人公で、

生活が細やかに描かれた時代小説というのは

ありそうでなかなか見あたらない。

敵討ちなどのネタが入っていても

斬った斬られたの緊迫はほとんどないし、

「お家のため」の苦さも、男性作家のそれとはまた違う描写。

隣家の娘が針を習いに来て、

居候の子供たちが食べ物を奪い合ってとっくみあいをして、

そういう日常の中で、

主人公は味噌や米をやりくりしながら、しっかりしようとする。

女性のための時代小説。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
柔らかい感触 2005/8/27
形式:文庫
お鳥見役の矢島家に、仇討ち絡みの2組の居候が住み着くことになる。しかし、女主人である珠世はその人間的な柔らかさで暖かくくるみこみ、様々な出来事と対峙していく~
簡単に言うと、そんな話なのですが、後はごゆっくりお読みください。
私は現在も続いてる(小説誌で)の連載でこの作品のファンになり、文庫本も買いました。続刊のために書棚を空けなくては(笑)
女性をターゲットにしているようにも思えますが、男性諸氏の感想もぜひ聞いてみたいと思います。
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