フルベッキ、ボアソナード、デュ・ブスケなど明治黎明期に活躍した外国人顧問の貢献と問題を上げる。
徳川幕府末期にオランダから招聘された海軍軍事顧問のレイケン、カッテンディーケから始まるお雇い外国人達。彼らが日本にどのように貢献し、また役割を終えていくのか。通史としての側面と、個人史としての目線から追っていく。
政治、法律、軍事、教育とあらゆる部門に於いて外国人顧問が活躍し、日本の成長と共に彼らの役割が少しずつ終えていく。巻末の「お雇い外国人」の役割で、彼らを「生きた機械」と捕らえたところはおもしろい。又、彼等が国家予算の金食い虫である事も示唆されている。
評者としては、ベルツのような堅い人物より、モースやフルベッキに好感が持てるのだが。