快活で気のいい、本人からすれば「普通」の女の子である、
「あたし」ことメアリー・フィールズと、
お隣に越してきた不思議な男性、ツクツク(トゥックトゥイック)さんの、
少し不思議で、ほのぼのとした日常のお話。
書店の新刊台に置いてあるのを見て目を惹かれ、手にとってみて、何だかどーにも好みのような予感がする…とレジに運んで、
のんびりちまちま読み終えた感想は、とても良い本、でした。
取り立てて何か大きな事件が起こるわけではありません。
お隣のツクツクさんの周囲で日々起こる出来事を、メアリーの視点で綴っただけの、それは日常の物語です。
けれどその日常は、ほんの少しの不思議と、日の光の中でのんびりと紅茶を頂くときのような、ちっぽけだけど煌めく幸福感に満ちています。
イラストもキャラクターの性格と、作品の温かな雰囲気を反映していてピッタリ。
1冊でもきちんと纏まっていますが、売れ行き次第で2冊目もある??
再びメアリーとツクツクさんに出会える日を楽しみにしております。
ぽかぽかとして明るい日差しの中で、甘いロイヤルミルクティーを片手に読みたい、そんな1冊です。