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お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
 
 

お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ [単行本]

邱 永漢 , 糸井 重里
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

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   学校で教えてくれないことが3つある。ケンカとセックスの仕方、それとお金との接し方である。
日本人はお金との接し方が下手だ。高度成長期には企業に忠誠を誓いお金のために働かないことを美徳としてきた。だのに今や蔓延する拝金主義に身を委ねている。

   そんな現状に「そろそろこれじゃまずいんじゃないの?」と立ち上がった2人。1人は250冊以上もの著書を持つ「お金の神様」邱永漢。もう1人は「ほぼ日刊イトイ新聞」やインターネット博覧会の編集長を務める「インターネットの実験者」糸井重里である。本書に収録されているのは、この2人の2日間にわたる対談の内容で、2人の異なる価値観が交錯しながら議論が進められていく様子がおもしろい。

 「お金が怖い」と語る糸井重里の立場には共感できる。一方、お金に引きずられるでなく、お金の存在を無視するでなく、絶妙のバランスを保っている邱永漢のアドバイスも、成功者ゆえのリアリティーにあふれていて説得力がある。
   邱の言葉はネットバブルに対するアンチテーゼも含む。安易な株式公開に奔走する経営者を尻目に「公開するほど落ちぶれてはいない」と一蹴する彼の言葉。公開してしまえば、株主に対するしがらみから事業の自由度が著しく低下する。事業を自分の作り出した作品のように愛でる邱はそれゆえに先の言葉を発するわけだが、お金と幸せの優先順位が逆転しがちな現在、その凛然としたスタイルが、忘れていた何かを思い出させてくれる。

   この本に最終的な結論はない。しかし本文の至るところに明日を生きるヒントがちりばめられている。どの一文を切り取ってきても心に響く示唆に富んでいて、自分の中でもやもやしていた疑問や迷いにリンクする一節を見つけることができる。人生の教科書として、ぜひお勧めしたい1冊である。(佐藤敏正)

ブックレビュー社

お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
 コピーライターの糸井重里氏が、作家・経済評論家の邱永漢氏に「お金」の意味について尋ねる形で、日本人の金銭観を浮き彫りにした。

 江戸時代の武士の思想から、お金を汚いと考える日本人は、お金に対する真剣さが足らないと邱氏は訴える。バブルの発生やITベンチャーの安易な上場も、お金に対する哲学のなさに起因するという。お金の価値を息子に教えるため、1年分の小遣いを一度に与えたという邱氏の言動には、金銭欲を否定しながら金もうけに汲々とする日本社会への批判が込められている。


(日経ビジネス 2001/03/26 Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)


登録情報

  • 単行本: 238ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2001/3/12)
  • ISBN-10: 4569615147
  • ISBN-13: 978-4569615141
  • 発売日: 2001/3/12
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
フリーランスとフリーターの中間のような格好で企画業を営んでおります。 サラリーがきちんと決まらないので、お金のことは気になるのですが、邱さん糸井さんがおっしゃるように、私もなるほどやはり逃げていた、という感じがします。そんなことより、かっこよさを求めていた。でも、違うんですね。お金がないと、かっこよさも、限定されちゃうだ・・・。

本文に「男の子と女の子では与えるお金が違う」というくだりがあるのですが、とても気になりました。耳が痛い、というか。ああ、だから、おもしろい、というか。

あと、やはりソフト業をやっていると、どうしてもお金に換算できない仕事もありますよね。悪いことではないんでしょうけど、「お金のためじゃない」と思って、やってしまう仕事も多かったですから。  ビジネスなのに、お金の話をするの、下手クソだったんです。そのへんのお話も本文に含まれていて、ピピッときました。とってもおもしろかったです。

このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Judy
形式:単行本
お金を儲けること自体に魅力を感じている人は、読まなくてもいいかもしれませんが、
「お金は大事だけど、人生、それだけじゃないよな」と漠然と考えている人にはお勧めです。

現在の政治・経済の仕組みの中で語られる「お金のこと」に違和感があったり。
「お金がすべてじゃない」と言いながらも「平均年収」のような情報に振り回されて不安になったり。
お金を稼ぐために頑張ろうと思ってはみても、今一つ、「儲ける」ことへのモチベーションが希薄だったり。

この本を読んで、そんなもやもや感がすっきりしました。

「何にどう使うために金がほしいのか」という、自分なりの「お金の哲学」を持っていれば
どうやって稼ぐか、いくらぐらい稼げばいいか、ワークライフバランスをどうしたいか、
おのずとわかってくるだろう、と。

「お金の哲学」を、これから自分なりに考えていこうと思えました。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By まぁちゃん トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
お金は欲しい。お金は怖い。お金はない。
お金は大事だ・・・・・。
それしか、お金について考えてこなかったということは、
いつまでたっても、お金がわからないまま、
お金に振り回されて生きるってことになりかねない。
ぼくは、ここで、お金のことを、
ちゃんと考えようと思って、邱永漢さんと話をした。

この糸井重里さんの言葉にしびれました。

お金のことを真剣に向き合おうか迷っている人にお勧めです。

対談形式で邱永漢さんの魅お金に対する姿勢を見事に惹きだしています。そして、それを糸井さんのセンスで直感的にわかるようにまとまっています。お金に関するテクニック本がたくさんありますが、まず最初にこの本を読んでお金に向き合うことこそ必要なことではないでしょうか。<!P>お金の本質を理解することからはじめましょう!

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最近のカスタマーレビュー
お金に対する考え方を見直す機会になった
糸井さんの本と言うことで購入を決定した。
簡単な文章で書かれているため3〜4時間程で読み終わる程度の内容。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: q
育児本でもある!
娘と息子へのお金の渡し方、考え方の違いは、目からうろこです。
娘には不自由させない。息子には、渡しすぎない。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: めがねめがね
お金が好きな人も苦手な人も読んだらいいと思います
お金のことをしっかり考えることに対して好き嫌いはあるにしろ、生きていく上で多くの人が避けて通れない問題を分かりやすく対話形式で取り上げています。面白いのは、ご近所... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 社会人5年目
なるほど!と、手を何度も打った本。
『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』と言うタイトルに... 続きを読む
投稿日: 2008/7/22 投稿者: ジーナフウガ
お金の話しだけではありません。読みやすい。
糸井氏も、邱氏もどちらも好きだ。特に糸井氏の「ほぼ日」関連の書籍はついつい買ってしまう。... 続きを読む
投稿日: 2006/12/24 投稿者: 久保田夏彦
お金について真剣に考えよう。
 お金が欲しいと思うけど、お金についてちゃんと考えたことがない。... 続きを読む
投稿日: 2004/7/31 投稿者: 汐菱Q
ほぼ日、サイトの方がおもしろい!!
ただ読むだけでは、「ふ~ん」で終わってしまう可能性があります。
邱永漢さんの生き方(対お金だけでなく)を読んで、... 続きを読む
投稿日: 2003/11/26 投稿者: ☆ストロベリー☆
人に歴史あり
 「お金」がタイトルについていますが、いわゆる「どうやってお金持ちになるか」ということについて書かれた「利殖」の本ではありません。... 続きを読む
投稿日: 2002/10/17 投稿者: ny
お金の考え方
「お金を汚い」と思うのをやめなさいという本。
そういう意味では「金持ち父さん~」なんかと同じか?... 続きを読む
投稿日: 2001/11/2
んー。流石ですね。
なんか、皆人生について悩んでいるんですね。今までは、右肩上がりの経済で、自分のまわりの事象について、なにも疑わなくても、時代の流れについていけたのだと思うのですが... 続きを読む
投稿日: 2001/3/25 投稿者: hiran
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