発行年数も古いし、地味な壮丁ではあるものの、モタ先生の軽妙な語り口で、どんどん読ませてしまいます。
自分の甘さから借金返済生活に陥り、ついつい目先の小金を気にして目を釣り上げてしまうことの多くなった日常を、少し離して見られるようにしてくれます。
「金にケチな人ほど金に追いまくられる」
「金にこだわると怒りっぽくなる」
「気持ちが“生活苦”だと鬱病になりやすい」
などの項目は、思わず赤面してしまうほど頷いてしまいました。
中でも目からウロコだったのは、「衣食足りずともボランティアはできる」です。
世の中に盲導犬以前の子犬を育てるパピーウォーカーは広く知られているところですが、
盲導犬の余生を預かる、「リタイア犬ウォーカー」の存在を、この本で初めて知りました。