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私は昔から日本の学校教育に不満があった。
「SVOC」等の文法や構文ばかりの受験用英語にはうんざりしていた。
難関大学の入試で英語を100点とったとしても、
外人とのコミュニケーションに役立つわけではない。
だから今回の神田さんの本を期待しながら読んでみたのだが、
少し期待はずれだった。フォトリーディングの宣伝本だったからだ。
この本は自己啓発的な面が強いので、人によっては効果的かもしれない。
ただ成金予備軍を増やす危険な一面をもった本でもある。
この本で神田さんの商売方法というのがよくわかった。
昔、孫正義が日本で流行の終わった中古インベーダーゲーム機
(1台5万円)をアメリカのレストランやカフェに1台100万円で
350台売ったのは有名な話。
これは”文明格差””技術格差”を利用して「利鞘稼ぎ」する
ビジネス手法で「タイムマシン経営」と呼ばれる。
こうして格差商売は、一見とても小ずるい商法のように思われるが、
そうした国家間の格差を利用する商売こそ、現代世界「市場」
資本主義の本質を最もよく体現したものだと思う。
これが孫・神田商法の故郷なのだろう。
例として、「海外のセミナーや展示会にいきなり参加すること」が書かれています。失敗しないようにコツコツ時間をかけて準備をしてビジネスの本番に臨むのではなく、準備不足の段階でも、思い切って行動したほうがよい。失敗しても学ぶことが必ずある。というか実際なんとかなるもの。という発想は確かに大事です。
特に今までマジメにコツコツ勉強してきたタイプにとっては、この発想は新鮮で刺激的なものになるでしょう(詳しくは本書に書かれていますが、これは英語学習に限らず、有意義な人生を生きるために、どんなことにも応用可能な発想であると思われます)
あと前巻に書かれていない内容として、フォトリーディングの方法(ステップ1からステップ5まで)が書かれています。
「洋書が2時間ぐらいで読めるようになる」という内容は、はじめはかなり胡散臭いなあと思っていましたが、まあ確かにこれはそれなりに効果あるかも。。。
頭から本をマジメに読んでいくのではなく、まず、本の全体を記憶に残してから、細部に入っていくという方法論と、本の全てを100%理解しようとするのではなく、自分にとって大事な部分だけを理解すればよいという発想は、確かに一理あると思いました。
今度洋書を買ってきて試してみようと思います。
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