ユダヤ人、ロスチャイルドというと、日本ではキワモノ本か、文献から得る2次情報ばかり。
隔靴掻痒の感がある。著者は改宗ユダヤ人であり、ユダヤ人の生の声、生の知恵が聞ける日本では珍しい本だ。
そして、ユダヤ人=金持ちというのは偏見と強調する。
つつましやかに、コツコツと、そして誰も頼らない。こうしたシンプルな生き方が、大富豪にならなくてもお金の心配をなくす。
ユダヤ教を遍歴することで、それに気づく筆者の精神のすがすがしさ、成長も、読後感が気持ちのよいものだ。
文化論的にも、ビジネス論的にも興味深い。