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お遍路 (中公文庫)
  

お遍路 (中公文庫) [文庫]

高群 逸枝
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

切なる自己悲観から発心して決行した漂泊の旅。青春期の矛盾を巡礼姿に托して行く四国遍路の思い出。生涯を女性史研究に捧げた先覚者の、若き日の熱情と夢、一途な求道の姿をうつしだす記念碑的名著。

登録情報

  • 文庫: 282ページ
  • 出版社: 中央公論社 (1987/12)
  • ISBN-10: 4122014786
  • ISBN-13: 978-4122014787
  • 発売日: 1987/12
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 932,546位 (本のベストセラーを見る)
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ふれあいの旅 2011/4/16
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 昭和13年に厚生閣から出た単行本の復刊。
 著者は詩人・評論家/女性史学の樹立者。
 本書は、大正7年に24才でお遍路をした記録。まわった直後に『九州日日新聞』にレポートが連載され、これはのちに『娘巡礼記』としてまとめられている。ただし、本書はそれとは違い、巡礼から20年後に、記憶やメモを手がかりにして旅の行程を再構成したもの。
 熊本を出発し、途中でおじいさんとまわることになり、四国に渡り、88ヶ所の結願を果たし、帰宅するまでの約半年間が語られている。
 旅の行程や寺については簡単な記述のみ。むしろ、途上で出会った人々について、中心的に書かれている。当時の遍路は、現在の半ば観光化されたものとは異なり、人生に追い詰められた人たちの「逃げ場」のようなものだったらしい。浮浪者扱いで警察に取り締まられることもあるし、途中で自殺する人もいたという。著者も船賃しか持たず、ほとんど喜捨に頼って旅をしている。門付けをしてお金や米をもらったり、善根宿に泊めてもらったりするのである。
 こうした旅をすれば、自己を見つめ直し、人間や人生といったものについて省察するようになるのは当然だろう。
 ただ、全体としてかなり読みにくい。
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