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お言葉ですが…〈10〉ちょっとヘンだぞ四字熟語 (文春文庫)
 
 

お言葉ですが…〈10〉ちょっとヘンだぞ四字熟語 (文春文庫) [文庫]

高島 俊男
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「四字熟語に関する辞典」が大手出版社から度々上梓されるのを見ると、需要は確かにあるようだ。しかし、その内容に踏み込んでみると、首を傾げるようなものばかりで…日本人の漢字コンプレックスを鋭く衝いた表題作を初め、音訓の問題、歌、地名、文人たちの逸話など、今回もまた、言葉をめぐる面白エッセイが満載。

内容(「MARC」データベースより)

「天手古舞」も「我武者羅」も「滅茶苦茶」も四字熟語? 日本人の漢字コンプレックスを鋭くついた表題作をはじめ、歌、音訓の問題、文人たちの逸話など、言葉をめぐる面白エッセイが満載。『週刊文春』連載を単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 282ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/3/10)
  • ISBN-10: 4167598116
  • ISBN-13: 978-4167598112
  • 発売日: 2009/3/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
内容については言うまでもない、週刊文春連載のエッセイの

パート10。2005年夏までの分を収録しています。

今回は読者からの手紙をたくさん紹介するという趣向をほどこ

しているのが特徴。

あとがきみてびっくり、売れないから文芸春秋からの単行本化

はこれで最後だそうです。まあ、今後も本にはしていきたいと

高島さんも書いているので、これだけの内容、どこかの出版社が

引き続き出すとは思いますが。

となると、もう文庫化もないのかなあ。

単行本も文庫も買って楽しみにしていたのにショック。

週刊誌の連載は続くそうですが…。

文春も商売とは言え、良質な出版物をみすみすやめるとは、

日本を代表する出版社がセコな商業主義だなあ。

この本を買い捲まくって反省させましょう。
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形式:文庫
 週刊文春にかつて連載されていた「お言葉ですが…」シリーズ文庫版第10巻です。

 10巻読み通して思ったのは、「このセンセ、信頼できる」。

 一つは日本語の間違いを正す類の本はいくらでもあるが、高島センセはきちんと典拠を示してくれること。たいていは言いっぱなしです。

 もう一つは他人の間違いを指摘もするが、自分の間違えたときも素直に認め、かつ単行本収録時には本編を修正せず、「あとから一言」でこれこれこういう間違いをしていました、すみません、という形で訂正すること。

 大新聞の訂正記事がちっちゃく出ていることを考えてみると、2番目の修正のしかたは、なかなか出来ることでは無いと思います。

 もちろん本文の内容の面白さ素晴らしさ、学識の深さは言うまでもありません。何度読んでも勉強になります。平易に書かれてあるのですが、読むほどに味があるってんですか、そんな感じです。高島センセのご本は何冊か購入しましたが、この「お言葉ですが…」シリーズが自分には一番合いました。「あとから一言」での読者とのやりとりもいい感じ。何だかブログっぽいんです。

 それと、著者を「センセ」呼ばわりで申し訳ありません。本シリーズでの著者はなんか「センセ」ぽかったので。

 あとがきに文庫版はこれで打ち止めというようなお言葉ありましたが、もう一冊出せるはずです。最後まで是非出してほしいです。
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By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:単行本
 週刊文春連載のエッセイ「お言葉ですが…」をまとめた単行本の第十巻。巷で目にした気になる日本語を俎上に載せ、使われている漢字の中国でのそもそもの使われ方にまで遡って正したりする点が毎回勉強になるこの連載。私は週刊文春の中で真っ先に読むほどのファンです。

 今回私が勉強させていただいた点は例えば、「女中」という言葉の「中」という字の使い方。これは「老中」「連中」という言葉同様、「その中のかたがた」を意味するのだとか。しかももともとはその人々に敬意を払って使われた言葉であり、だから手紙の宛名に書く「御中」も組織や会社に属している人々への敬称として用いられるのです。

 しかし「人を呼ぶ(指して言う)語に含まれる敬意は時とともに減ずる」から「女中」も「連中」も今では蔑称的な表現になったというわけ。

 最も印象に残ったのは「承詔必謹 刻苦奮励」の「あとからひとこと」に描かれた、終戦の日の著者自身の母の姿です。昭和20年8月15日の「朝刊」は敗戦の詔勅を載せて印刷されたため、夕刻以降に配達されたということを説明する文章の中で、著者の母がその記事を読んで涙を流すというくだりが、戦争によって痛ましい犠牲を強いられた人々の胸の内を覗く思いがして、心打たれました。

 67頁で突然目に飛び込んできたのは「小生の本は売れない。売れないから『お言葉ですが…』もこの第十冊で打切りになるのである」という文章。これは衝撃的でした。週刊誌での連載は2006年4月現在まだ続いているというのに。このシリーズは連載時の著者の思い違いなどについて読者から興味深い修正情報が細かく寄せられることが珍しくありません。そうした読者からの情報も付加されて書籍化されるのが常ですので、単行本化されないということは、週刊誌掲載時の誤りが改められる場を失うということです。それは大変残念なことです。
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