お医者さんにガーベラ (プラチナ文庫)の続編。
お試し恋人になった九条と甫が正式な恋人になる段階の中編もの。
甫のどこまでも堅い受け答えや物の考え方は相変わらず笑いと萌えを誘ってくれます。
銭湯でコーヒー牛乳とフルーツ牛乳のどちらにするか理路整然と悩みながらもどんどん深みにはまっていく姿はもう萌えるしかないでしょう(笑)
前作に引き続き、当然おすすめの一冊ではあります・・・・が、前作に比べると内容的には面白みには欠けました。
今回は九条が昔好きだったバンド仲間のチャラ男が登場してひっかきまわしてくれるのですが、ひっかきまわし方も三角関係の収束もちょっと中途半端かな。
結局どうなったの・・・?という疑問が多少残った部分もありましたね。まあそれを簡単に忘れられるぐらいには面白かったのですが。
九条×甫話よりも、この本では深谷×遥の中編が最高におススメです。
二人が知り合ってから付き合うまでのお話なのですが、遥が甫とは違った意味で性格が可愛く萌える存在。
草食動物の深谷がどうやって人間を恐れる小動物の遥を手なずけて?行くのかの過程が非常に丁寧に綴られていて、始終ほんわかとした気分でくすくす笑いながら楽しめました。
深谷と一緒にコッペパンの匂いまで漂ってきそうな勢いです(笑)
甫と遥、どちらもタイプは違えどなんとも萌える存在。それが存分に楽しめる一冊だと思いますよ。