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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
時代に翻弄された武士の息遣いを身近に感じました,
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レビュー対象商品: お腹召しませ (単行本)
現代と過去を行き来する文体は、浅田作品に良く見られるものですが、今回の作品でもこれにより物語の展開への期待感が高まりました。時代に翻弄された武士の戸惑いがとてもよく表現されています。 しかし、読んだ後にはとてもすがすがしい気持ちになりました。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
五郎治殿御始末の・・・・・,
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レビュー対象商品: お腹召しませ (単行本)
五郎治殿御始末が気に入った人なら絶対にお勧めです。やたらに不器用な武士ばかりが、明治の初めの混乱の中で何とか生きていこうとするとこうなってしまう。ほんのちょっと昔のことなのに誰も考えないことをきっとこんなだったろうなうと思わせる絶妙な語り口で描いています。明治以降現代においては当たり前のことが、江戸時代の常識で生活していた人にはどうしても理解できないことが沢山あったのだと思いました。戦前と戦後で考え方ががらっと変わった以上に。 タイトルの「お腹召しませ」は、読者に当時の武士にとって切腹とは何だったのかを考えさせます。
5つ星のうち 5.0
嘘も交えながらも時代考証を疎かにしない。,
By 河童の川流れ "河童爺" (名古屋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: お腹召しませ (単行本)
古くは、吉川英治、大仏次郎、山岡荘八、海音寺潮五郎、山本周五郎・・・etc・・・そのあとに続く池波正太郎、藤沢周平、司馬遼太郎などなど時代小説に名の残す作家を数え始めたらきりがなくなるが、浅田次郎も名を残す時代小説作家であることを本作を読み終わって確信した。江戸時代の江戸っ子が絶対に話していなかったような、ため口会話を平気で文中に書き込む新進女流時代物作家達に、浅田次郎の爪の垢でも飲ませたいと思いながら本書を読み終わった。 時代物を久しぶりに読んだのだが、浅田次郎という作家の際立った才能と個性を堪能させてもらった。 本書「お腹めしませ」は、さすが私の好きな作家である司馬遼太郎賞(第10回)を受賞した短編集である。 私事ながら、かって腰の手術後、病室で辛さを紛らわすときに読んでいた本の中では、司馬遼太郎ではなく藤沢周平が一番癒してくれた経験がある。 大昔のことなので病室のベットの枕元には、浅田次郎の本がなかったのを、本書を読み終わって本当に残念に思っている。
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