まず断っておくと、私は、小島アジコ氏の……というか「となりの801ちゃん」のファンです。
全巻持っているし、たぶんこれからも買うでしょう。
しかし、ネコは飼っていません。
それで買ったのですが……うーん。
正直、単行本を買って読むほどの4コマではなかったかなあ……という気が。
タイトル通り、結婚したらお義母さまがネコだった……という若い奥さん「直子さん」の日常です。
どんな話かというと、まあ、表紙にあるような内容。
舞台はほぼ常に直子さんが嫁いだ先のお家で、登場人物はお義母さまと直子さんだけであることがほとんど。
お義母さまは直子さんに基本的に毒舌で、嫁いびりが日常な感じです。
直子さんも負けてはいませんが、とにかく基本的に仲が悪い。
嫁姑のケンカを延々読むのが楽しいかというと……うーん。
まあ、元の掲載誌が「ほんとうにこわい嫁・姑」だから、当然と言えば当然なのか……。
掲載誌の読者層と自分がずれていた、ということかも知れません。
雑誌で毎月ちょっとずつ読んだらもっと楽しめたのかも知れないですしね。
直子さんと旦那さんはすごく仲良しらしいんですが、ほとんど絡みがないし、出てきても嫁姑の争いには我関せずで、取り立てて夫婦仲が良さそうにも見えないし。
旦那さんの勤め先はブラック企業だというし、直子さんの友達もやっぱり姑(人間)にいびられたり介護に苦労したりだし……。
ただ、前述の通り私はネコを飼っていませんので。
すでに他のレビューにもありますが、ネコを飼っている人にとっては、
「あるある! そういえば確かに姑みたいだ!」
と、楽しく読める作品なのかも知れません。
そのあたりは、私が面白さを理解できなかった可能性はあるだろうなあ、と思います。
……あと、4コマだから、ということもあるでしょうけど、わりと絵が寂しい感じがします。
いや、どんな絵かも表紙を見ればわかるわけですが。
考えてみれば「801ちゃん」の絵は、特に最初の頃はもっとラフだったりしたし(まあ、あれはブログに載せてた4コマでしたが……)。
ともあれ、どんな内容かは表紙を見れば誰でもわかるようになっている、という意味では誠実な本と思います。
表紙を見て、「面白そうだ!」と思った人は、きっと読むと楽しめると思います。
……あ、でも私も、「前世占いをしてもらった」の話は読んで大笑いしました。