現時点で日本一やさしいグラフィックソフトの作り方の本ではないでしょうか。
この本で何らかの体系的な知識を得ようと言う試みは挫折するでしょう。
読み終えて言語やAPIに関する理解が増しているとか、
実用的なソフトがバリバリ作れるようになっているとか、そう言う本ではありません。
が、もし友達に「Cを始めてみようと思うんだけど」と相談されたら、
ほかの入門書と共に、この本をプレゼントするかも知れません。
まずC言語の知識としては、とりあえず制御構造と配列が使えていて、
よくある処理を関数にくくりだす意義が分かっていれば大丈夫。
ポインタの理解があいまいでも、充分ついていけるでしょう。
Win32APIの知識は必要ありません。
通常、その程度のレベルでは、到底実用になるプログラムは(CUIであっても)作れません。
やがてポインタあたりでつまづいて、投げ出してしまうのがお決まりのパターンです。
だからこそ、ここでの成功体験(Windowsアプリケーションが作れてしまった!)は重要で、
特に趣味でプログラミングをはじめてみたと言う人には、
モチベーションを保つ特効薬と言えるかもしれません。
だったらVBにでもしとけよ、と言うツッコミは無しの方向で。