障害者=一生懸命生きている(=根底にはかわいそうな人という認識)という
社会一般の目に対する反逆の一冊。
下ネタが多いのでそっち系がだめな人は「うーん・・・」と思うかもしれないけれど
セックスは生きている以上障害者、非障害者
また慎み深い人、あけすけな人に関わらず重要な問題だ。
著者は障害者であけすけな人。
まあそんなことは深く考えず、ひたすら単純に笑える本である。
同時に本書には
「障害者だって非障害者と同じ笑いや意地や、おちゃらけ、いろいろなことへの興味があるのだ」
というメッセージを感じる。
ついでに秀才・美男の乙武洋匡氏に対するあからさまな「対抗意識」にも妙に共感してしまった。
ホーキング青山氏だって一生懸命生きているのは間違いない。
でも、それが障害のない人が一生懸命生きていることと全然違うように見られていることに
著者は笑いで反逆してみせる。
これぞ本当のギャグ。
(ギャグとはヨーロッパ中世に権力による言論弾圧の為に使われた刑罰の名称が語源である)
自ら傷つく(自己諧謔や他者からの批判)覚悟をもって言いたいことをガンガン言うホーキング青山氏は
真の意味でのお笑い芸人だ。