やり直し数学だそうな。
「中学数学が120分でわかってしまう!」んだそうな。
本著は、お笑い芸人の大輪教授と数学者の飯高茂先生との共著だ。
飯高先生が、冒頭に書いているのは
「数学嫌いの人に書かれた本だけど、数学嫌いの人はおそらくこの本を手に取ることはあるまい」と。
さて、それはほんとにそうなのかな??
「中学数学が120分でわかる」って帯に書かれちゃ、
ほんとうですか??
と、おずおずと買ってしまう、数学がシャレにならないほどに苦手だった
このわたくしのような人もいるってことで(笑)
この本を見つけたとき、今更数学なんて・・・と、
やさぐれた気分がなかったわけでもないのだが、
いったいなぜあれほど自分が数学が苦手だったのか、
どこでどうつまずいたのか知ってすっきりしたい、ってのもあって(笑)。
どうなんだろうね〜・・・この本は・・・、とパラパラ見てみたのだが・・・、
どのページも妙におもしろい。
数学的なものに触れている時に、これほど人間くさいものを感じたのは始めてだった。
ところで、数学が苦手なこの私は、ひどい方向音痴でもある。
地図を見るのが苦手だ。
地図じゃなく、シナリオ風の案内書きが好きだったりする。
「しばらく行くと右手に郵便局があります。その先の橋を渡れば、左手に大きな屋根が見えてきます」
みたいな(笑)
この本は、数学を地図で表さないで、シナリオ風に説明している、と例えられそうだ。
それに、なんといっても数学の話題だったはずのところから
つつ〜っと脱線していく具合が絶妙(笑)。
数学自体にツッコんでいく、そのスタンスも読んでいて気分がいい(笑)
数学がお笑いになるとは思わなかった。
これで私の積年のうさが晴れたかどうかはともかく、
数学も、実はなかなかお茶目でおもしろみがあるヤツなのか??
ぐらいの歩みよりはできたかも。
数学好きの、ウチワ受けだけの本になっていてはもったいない。
「数学にはいろいろ世話になったぜ」(←ガラの悪い感じのあいさつ 笑)って人も
試しに読んでみてはどうでしょう?