2008年に株式会社やのまんから出た単行本『お父ちゃんと私−父・水木しげるとのゲゲゲな日常』の改題・文庫化。
著者は水木しげるさんの次女で、父親の事務や補佐を行っているという人物。
本書は、父親との思い出やエピソードを多数紹介したもの。いっしょにニューギニアへ旅したこと、子どもの頃に学校の宿題の絵に「勝手に」加筆されてしまったこと、父親が実は鼠嫌いなこと、荒俣宏さんのことなどなどである。
水木さん、そして著者や母親、姉などを含めた家族の姿が生き生きと描かれており、非常におもしろかった。
それにしても、水木しげるさんという人は変わっている。気分屋で言っていることがころころ変わり、興味をもったことにはとことんのめりこんでいく。身近にいたら、ちょっと迷惑かも知れないが…。
水木しげるさんの漫画も何篇か収録されている。