著者の水木悦子さんは、水木しげるの娘さんだそうです。『水木しげる伝』など、水木しげる自伝漫画に、よく出てきます。
彼女の視点から、父・水木しげるとの日常を綴ったエッセイなのですが、その内容は、本当に「ゲゲゲ!」でした(笑)。
一番笑ったのは、お昼に著者がそうめんをゆでようとしたら「もう、できてるやつが食べたい」と言いだし、「そんなのないよ」と答えると「イヤッ! あるんだよぉ。ブワカッ!(バカ!)もぉいい、お父ちゃんが買ってクル!!」と、乾麺の束を机に叩きつけて出て行き、なんとコンビニそうめんを4つも、買ってきたとか。そのほかにも、差し入れのぼたもちを食べさせるまで、インタビューを受けないとダダをこねたり、箱入りアイスを気づいたらイッキ食いしていたなど、とにかく食べ物に関するエピソードが、抜群にオモシロイです。
そして、ところどころに「父と娘」の、ホロリと泣けるエピソードもあったりします。