語源の書籍はいくつか持っていますが、この本が一番理解しやすく、わかりやすいと思います。その理由は、
1.例としてあげられている単語が簡単である
とっつきにくい単語を例とされるとそこで思考が停止してしまうのですが、この本で扱われている単語は通常よく目にする単語がほとんどなので、「語源を覚える」という意味では有効な単語が選択されていると思います。
2.親子の対話の中で語源をわかりやすく紹介している
そもそもこの本は「英検5級/TOIECスコア300程度から」となっており、韓国に住む小学生を対象として書かれているので、ちょっとした「絵本仕立て」になっています。事務的な単語や例文の羅列の場合、どうアプローチされても「暗記もの」という概念が捨て去れないのですが、この本の場合、絵本風な点が馴染みやすく読む中で理解出来るという点が優れていると感じています。
他の良書に比べるとボリューム感に欠け、例文もほとんどないという点で、既に語源を勉強された方には非常に物足りない本とは思います。しかし、入門者にはこれぐらいばっさりそぎ落とした内容の方が理解しやすいのではないでしょうか。また、単語も文字が大きく、空間もあり、見開きで視覚的に捉えやすいレイアウトになっているので、繰り返し眺めて頭に流し込むには最適と感じています。