「心理的なえこひいきをしなさい、えこひいきにするには、客を選びなさい」と読者をたきつけておいて、
客の選抜を実際にやるには手作業じゃ無理ですよねと東芝のITシステムの売り込みを図る。
そう。著者は東芝IT子会社の関係者。読者から本代をちょうだいしておいて、その本の中で営業をする。
この仕組みは、なかなかあざとい。
さらに、本を買ってくれた人にのみ「著者が読者をえこひいきします」
と称して没になった原稿が読めるHPアドレスを紹介。
没原稿も無駄にしないこの仕組みは、かなりあざとい。
しかもその文章の最後に、この情報を提供した見返りにamazonでこの本を評価してくれ、と。
あざとい。あまりにも、あざとい。あざとすぎる。
ここのレビューが軒並みうさんくさくて高評価なのは、上記の理由によるものと思われる。
本文の内容は自分の顧客のパブ記事形式での紹介と、販売系の本(神田氏の本を含む)からの焼き直し。
出典ををきちんと出しているのがせめてもの慰めか。
文章は読みやすく、論の展開もクレバー。
内容はよくある話で、自社商品の宣伝用にうまく情報をまとめ直した印象。
本自体の内容は、まっさらな先入観なしの頭で読むのだったら星4つ。
でも、実は、宣伝臭や各種のあざとさが鼻につくので星ひとつさげて星3つ。
さらに、周囲を見回すと、裏技を使った上げ底評価なので、警鐘を鳴らし、バランスを取る意味で、
さらに星を2つ下げて、星1つにしておきました。
ちなみに、売り上げ不振の小規模店舗のオーナーだったら、この本からなにがしかのヒントを掴むことがあるかもしれません。
そういう人にとっては、もしかすると星5つの可能性もあります。一応念のため。