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この本の著者であるファーガル・クインはダブリン市内のスーパーマーケット「スーパー・クイン」の経営者である。
スーパー・クインは徹底した顧客志向の経営で、お客様がまた来たくなる(これがブーメランの法則)お店になっている。
この本と、スーパー・クインの事は取引先のスーパマーケット社長からお聞きした。
この社長は実際にダブリンまで行き、スーパー・クインを見学し「感動」してきたそうで、その時の事を話してくれたことがとても印象に残っている。
「スーパークインはとても”正直な”経営をしている」、とその社長は言っていた。
その日に仕入れたお肉や魚はその日に必ず売り切り、次の日には持ち越さないそうだ。アタリマエに聞こえるが、日本のスーパーでそれが出来ている所は少ないらしい。
自分がいかに顧客志向のつもりで、実はそうでないかが良く分かる本です。
とは、文中のファーガルの言葉であるが、まさに至言の言葉があちこちに述べられている良書。
装丁自体に派手さがないため、見過ごされる人も多いと思うが、小手先系のノウハウ本など一蹴されるくらい、重みのある一冊。
やはり、ファーガル自身が今でも売り場に立つという経営姿勢イコール「常にお客様に接する」というスタンスがあるからこそ、この本は他の追随を許さない。
私はこの本を20回以上読み直しているが、今でも迷ったときにはファーガルの言葉を考えて、軌道修正するときがある。
「お客様のことを考えて行動する」という当たり前のことが当たり前のようにできていない、小手先ばかりのノウハウ本が溢れている今だからこそ、
誰にでも何度でも読んで欲しい一冊。
このような社会だからこそ、この一冊を私はお薦めします。この本は、まだ社会では技術志向、生産志向が当たり前の時代にいち早く顧客志向を取り入れて大成功した企業の社内研修資料を基にした本です。その中には顧客志向を実行した実例や、顧客志向を掲げる企業のトップが持つべき経営哲学がこと細かく説明されています。
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