太宰治と聞いて、暗そう、むずかしそう、めんどくさそう
と思っているそこのあなた!
この本は違います。
よく聞く昔話(かちかち山、浦島太郎など)や
井原西鶴の諸国もの(江戸の人情話など)をベースに
太宰治が自由に想像力を膨らませ語る物語は
ストーリーが非常に面白い!
かといって、ストーリーの展開だけで読ませるものではなく
細かい表現まで、何度も納得できるところは
さすが文豪といったかんじです。
太宰といえば、人間失格や斜陽、走れメロスといったものが
有名ですが、
このお伽草子は 読みやすさに面白さ、そして文豪ならでは!
と納得できる文体の意味深さ、があって
ほんとうに おすすめです。
何か、太宰の作品を読まなくてはいけないとか、読書感想文に
いわゆる大物の作品を読まなくてはいけない場合にも
この本は ほんとうに うってつけなのではないでしょうか。