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まず思ったことは、
かわいいなぁ、
やさしいなぁ、ということ。
もののけ憑き、という生まれと、早くに両親を亡くしたため「父親」の愛情を知らなかった鈴音が、「大きくて、強くて、時々すっごく厳しくて、でも やさしくてあったかくて、困ったときに助けに来てくれる人」新九郎を「ととさま」と慕う様子、またその危機には一生懸命助けようとする様子が、
また一方、十八という若さで「ととさま」扱いされてとまどいながらも、鈴音を包み、気遣い、守る新九郎の様子が、
本当にかわいらしく、やさしい。
ひかわ先生の描かれる怪物は割とグロテスクですし、スピード感のあるアクションシーン(今回は「印(いん)」の結び方の表現などがとても丁寧)も魅力のひとつですが、主人公を取り巻く人間関係(特にヒロインとヒーローの心の交流)のやさしさ、あたたかさが、比類無い魅力だと思います。
妖術師・大木現八郎との戦いで、十年前に死んだと思われている新九郎の生死の程はどうなのか?
新九郎の形見の笛から現れた記憶喪失の謎のもののけ、「おじゃる様」は何故新九郎と瓜二つなのか?
それから、未だ目覚めぬ鈴音の能力の程は?
これからどのような物語がつづられていくのか、とても楽しみです。
(月刊LaLaの別冊付録として連載されているようです。次回、今冬登場予定!とのこと。)
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