おんなに生まれてきてよかったと、必ずしも思えていなかった自分だが、『おんなみち』を読んで、おんなでも悪くないかもしれないと感じた。
自分が如何に心と身体を分裂させていたか思い知らされる。身体は此処にあるのに、心がどこにあるのかわからないでいた。頭で考えすぎていたのだ。夢ばかり見ていたのだ。それで体調がよくなるわけがない。
「一瞬一瞬の今という時間の積み重ねをどう生きてきたかの結果がその人の女道なんだよ」
「女道を極める方法は目標をもたないことなんだ」
「目標でなく方向性。で、後は忘れる」
昔付き合っていた男に「今だけ好きでいればいいような、切迫感を感じる」と言われたことがあるが、半分はそれでよかったんだなあと振り返った。方向性が内にあって、外へ向かっていなかっただけだ、と目が覚める。
sexのことも女性の視点で愛情に溢れるように書かれている。なかなかこんな本はないだろう。
そして、出産でもらえる六つのギフトが、いつかわたしにももらえればいいなあと思った。