見た目通りの萌え重視の本です。
男性向けです。
載っている髪型の種類はアレンジ含め30〜50種類ほどで、真新しいものはひとつもありませんでした。
各髪型の絵は手抜きというより、絵かきさんが普段通りにちゃちゃっと描いているという印象があります。
仕事をもらったときにちゃんとテーマを確認したんですかね。
これをつっこむのはおかしいかもしれませんが、全体的にキャラのバランスが変です。
全体的に顔が大きく、目の大きさが異常。
デフォルメならわかりますが、普通の等身大の絵まで変になってます。
二、三、私好みの素敵な服を着ているキャラがいたので残念です。
私が一番気になったのは、最後の章の「こだわり萌えヘアイラスト集」です。
全く髪のこだわりが伝わってきません。
性的なイメージを想像させる絵なら複数ありますが。
私が思うに、絵かきさんが描きたい絵、または「これなら萌えるだろ」という思惑で描いただけなのではないかと。
髪型がメインの本なんだから、髪を細やかに美しく、それができないならもっともっと奇抜でかっこいい髪型を提案してほしかった。
絵かきさんはプロ意識が低い、または皆無で、趣味だけで絵を描いている方だと思われます。
最後に絵かきさん達のコメントが載っていました。
「いろんな髪型の女の子が描けてすっごく楽しかったです!」
「女の子をいっぱい描けて楽しかったです」
「とても楽しく描かせていただきました」
「余分に妄想しつつ楽しく描かせていただきました」
一部を抜粋しただけなので偏見が入るかもしれませんが言わせてください。
確かに楽しく描くのはなによりも大事ですけども。
楽しく描いてほしかったのは女の子じゃないです。
女の子の髪型です。
ほかにも「え?」と思うようなコメントがあったのですが長くなるので割愛します。
この本のなかで私は絵かきさん達の姿勢が垣間見えるコメントのページが一番嫌いです。
すくなくとも私にはこの本はなんの役にも立ちませんでしたし、損しました。
普通の800〜1000円のヘアカタログを買ったほうが断然お得です。