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27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一気読みして、余韻に浸っています,
By アレクサンドラ (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: おれのおばさん (単行本)
書店で見つけた時、帯に児玉清さんの推薦文があり、気になって数ページ立ち読み。冒頭から引き込まれてしまいました。図書館にもまだなく、文庫本にもなってないので、いったんは忘れようとしましたが、読みたい気持ちが勝り1週間後に購入。一気読みしました。主人公が冷静に状況を判断しつつ、14歳らしく傷ついたり、プライドを持って乗りきったり、どんどんたくましく成長していく姿がすばらしい。まわりの大人もころびながら、弱いところを持ちながら、生きていて、じーんときました。この1冊で貴重な経験をした気分です。 どの年代の人にもお勧めですが、特に中学生にぴったりです。勇気がもらえます。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
けなげな14才男子の成長譚,
By よみーな (日本) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: おれのおばさん (単行本)
主人公は中学生の男子。お受験を突破し、東大一直線の中高一貫校へ進学するが、 親の逮捕で家族が解体、 叔母の経営する北海道の児童養護施設に預けられ、公立中学へ転校する。 その共同生活を通じて、主人公が精神的に成長していく物語。 著者の熱いメッセージが、がっしりと届く。 物語を通じて、児童養護施設の現状や抱えている問題など、 さまざまな形で存在する差別について、伝わってきた。 それらは、エピソードにしないで、説明的に書いてあるので、 小説を読まない人、苦手な人にも、ばしんとテーマが伝わる。 小説好きな人には、そこが弱いかもしれない。 この小説の場合、物語うんぬんもさりながら、語られる内容のほうが重要だと思った。 学校との話し合いの場面は、「青い山脈」を思い出した。 メッセ―ジとしてはものすごく正しいのだが、小説としてはどうなのか、ということ。 主人公がいろんな意味でできのいい子で、判断力、行動ともにまっとう。 子どもにも安心して読ませられる。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
苦は楽の種、楽は苦の種,
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レビュー対象商品: おれのおばさん (単行本)
人生って人間万事塞翁が馬だと思いませんか。大人の世界の突然の出来事、親の都合で生活がガラっと変化した中学生がそれをど う受け止めるのか。そしてどうのりきるのか。子供は案外、つらい体験でもその場で は平然としているのではないでしょうか。でも、本当にその影響がでるのは、一定の 時間が過ぎてからだと思います。その危機的な状況のなかで出会ったのが、もう一人 の主人公のおれのおばさんです。人は人から一番影響を受けることがよくわかる。 そして、混乱にじっと耐え、冷静に事態を把握し自分でがんばっていること、精一杯 な中学生の姿が眩しい。「がんばれよ!」と声をかけたくなる。 子供の成長って何が幸いになるかわからない。視点をずらせば、実は、大人の世界だ ってそんなに違いないと思います。それがこの物語の中心的なところではないでしょ うか。そういう意味では、本の帯に書かれているすべての人への応援歌と言っても間 違いではないだろう。痛快な作品です。読んでみてください。
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