Oracleに携わる多くのエンジニアにとって、耳の痛い言葉だろう。確かに、ミッションクリティカルなシステムに何らかの操作を加える際は、その責任から慎重にならざるを得ない現実もある。しかし、「操作の結果どうなってしまうのかわからない」という不安から、過剰に慎重になってはいないだろうか。
あなたは、秘密結社・おらオラ教団の手先となり、トラブルの種を撒き散らしつつ自ら解決し、楽してお金をもうけるというミッションを与えられる。そんな設定の元、インデックスをダメにしたりREDOファイルに大量に書き込みを行ったりして、その現象を理解したうえで回復させる術を身につけさせてくれるのが本書だ。いわゆるQ&A的リファレンスではなく、1週間は時間をかけてじっくり読み込むべきテキストであるが、突き放した語り口で懇切丁寧に教えてくれる文章は読みやすく、決して苦痛にはならないだろう。
「ポップでマニアックなOracle読本」のサブタイトルが示すとおり、確かにマニアックである。しかし、そのマニアックさは決して独りよがりなものではなく、マニュアルや教育からは得られない、現場で必要とされる知識の追求にほかならない。本書の体裁には賛否両論あるかもしれないが、しかつめらしい技術書になりかねない内容について、見せ方に工夫を凝らしている点を評価したい。 (大脇太一)
内容は,インデックスの最適化によるパフォーマンスの向上,トランザクション・エラーの解決,データベース領域の管理,バッファ・キャッシュのヒット率向上など主に中・上級者向けだ。一般にこうしたテクニカルな情報は読みこなすのに苦労するが,おもしろおかしくすることで読みやすくしている。例えば,第1章「インデックスをダメにする」では,インデックスの仕組みを調べ,パフォーマンスの悪いインデックスを作成してみることで,効果的なインデックスの作り方がわかるといった具合である。悪ぶっているものの,筆者はきっとOracle好きにちがいない。
( 日経ソフトウエア)
(日経ソフトウエア 2003/08/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
登録情報
|
パフォーマンスをあげるにはXXXXせよ。という書籍は多いがXXXXXだから悪くなるという元の原因を解説してくれている貴重な書籍と思います。
Oracle初心者の人には内容がさっぱり???な本ですが、ある程度経験がある方は、読んでみる価値はあります。
今まで知らなかったOracleの世界が見えてきます。
・Oracleを本当に使いこなしたい人
・資格目的にする勉強は現場で何の役にも立たないと感じている人
・Oracleで飯を食っている人
普通の参考書は「だめになったデータベースを修復する」事は説明されているのですが、本書籍は「どの様にするとデータベースがだめになるか」から説明してくれているので非常に理解しやすい内容になっています。
特にコラム的にまとめられている「知っとけ」は参考になります。
でもこうゆう情報が現場では役にたったりするのかも?
「おら! オラ! 続きを読む
|
|