「おらぁグズラだど!」
イナカッペ怪獣グズラが懐かしのオトボケフレーズとともに帰ってきた!!
解説
グズラの活躍が21世紀に蘇えるど~!
1967年に「週刊少年サンデー」にて連載が開始された『おらあグズラだど』は
原案 笹川ひろし、作画 板井れんたろうによるギャグ漫画である。
本作はその前年、同雑誌に掲載された笹川ひろしの読みきり『オンボロ怪獣グズラ』を下敷きとしており、
ドジでノンキなグズラのキャラクターがウケて、大人気を博した。
当時『快獣ブースカ』のヒットや映画『怪獣大戦争』でゴジラが“シェー”をするなど、
怪獣は不気味路線からコミカル路線に比重を移していたことも『グズラ』のヒットを後押ししたと思われる。
また連載開始から3ヵ月後には、タツノコプロにより『宇宙エース』『マッハGoGoGo』に続くタツノコアニメ第3作としてテレビ放送が開始された。
このアニメ版グズラはモノクロ作品だったが、1987年にカラーでリメイクされ、2度目のブームを迎えた。
今回は「少年サンデー」に連載された全エピソードを収録。難しいことは何も考えず、
グズラの起こす騒動を見守って欲しい……どん!
初出
「週刊少年サンデー」(小学館)
1967年31~68年5号
板井れんたろう(いたい れんたろう)
1936年 兵庫県芦屋市生まれ。中学2年生のころ、手塚治虫の漫画に感激し、漫画家を志す。
高校時代、「漫画少年」に熱心に投稿。
1955年日大商学部に入学。同時に単行本『関ヶ原の決戦』でデビュー。
卒業後、そのやま俊二、東海林さだお等の学漫グループに参加。
代表作は『ポテト大将』(少年)『おらあグズラだど』、『ドカチン』(少年サンデー)他、
『スリルくん』(まんが王)、『ドタマジン太』(冒険王)、『ハゼドン』(たのしい幼稚園)、『六助くん』(赤旗日曜版)、『元気くんシリーズ』(家の光ちゃぐりん連載中)等、ギャグまんが一筋。
笹川ひろし(ささがわ ひろし)
1936年、福島県会津若松市生まれ。
手塚治虫のもとで専属のアシスタントをつとめ、58年に『探偵学校』で漫画家デビュー。
漫画家としての代表作は『ワンワン刑事』『魔犬五郎』など。
その後、アニメーションに魅力を感じ、漫画家仲間の吉田竜夫らが立ち上げたタツノコプロに演出家として参加。
タツノコプロ製作のテレビアニメ第1作『宇宙エース』でアニメーション監督デビューを果たす。
以後『おらぁグズラだど』『マッハGoGoGo』『紅三四郎』『ハクション大魔王』そして『タイムボカンシリーズ』など、
タツノコプロを代表するアニメ作品を数多く手がけた。
現在は『ヤッターマン』総監督として活躍中。
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