以前から雑誌などで平澤さんの描くものを拝見していまして、数いるイラストレーターの方の中でも気になる存在でした。本を買ってみようと思い、装丁のすばらしさに惹かれてこの本を選んだのですが、ことにモノクロページの多さが気になりました。ジャムをたっぷりのせたパンも、色がないとおいしそうに見えません。それとは対照的に、冒頭のショートケーキのおいしそうなこと。それから、ブルーのストライプとトマトジュースの赤が目に鮮やかなページなど、眺めているだけで楽しめます。ですから、その落差にゲンナリしてしまう。おやつがテーマなのだから、イラストや写真がメインの本なのだから、見て楽しめるを徹底して作ってほしかった。幸せ半分、退屈半分。なんだか、もったいないみたい。