“浅野いにお”の漫画の中では「おやすみブンブン」は比較的好きな部類に入るんだけど、6巻までくると、さすがについてこられなくなる人が多いなぁ〜…と客観的に思ってしまった。
主要人物の造形が簡略化されてる&あらゆる欲の直接的表現方法に、目をそむけたくなるのもわかるけど…。ま、実際には誰もが心の奥底に隠したい部分を、豪快に見せつけられてるようで耐えられないところもあるんだろうなぁ。
かなり実験的な漫画なのに、せつなさと胸に残るモヤモヤ感(大切なものを考えさせられる)は毎回しっかり与えてくれる。泣かせるところもあるし。先読みできない面白さもある。
6巻でブンブンの青春時代が終わって、7巻から新しい展開に入りそうな予感。“浅野いにお”氏には、これからも良い意味で読者を裏切る内容で書き続けていって欲しいなぁ。